記念筆・祝い筆

赤天神筆

豊橋の郷土玩具「赤天神(あかてんじん)」。 
今回ご縁あって赤天神筆を作らせていただきました。
出産祝いに、進学・進級のお祝いにいかがでしょうか。

 
 <赤天神筆>
長さ25センチ、馬と山羊の毛を使用。
楷書用。初心者に適しています。
(外部サイトで販売)

吉田 赤天神のあらまし
 明治11年まで花園町の一部は垉六町と呼ばれ、土器や陶器の生産・販売が盛んな地域で、その一環で子供の玩具なども、細々と作られていました。文化文肢の頃、京より旅役者杉浦幸次郎が来て、豊橋で赤色の天神、鳩笛等を製作売り出したのが始まりです。明治32(1899)年、その弟子の吉田孫吉が曲尺手(かねんて)町で独立し、赤天神を含む、吉田土人形を制作し世に広めました。昭和2(1927)年、吉田孫吉の弟子、西村茂治が東田(あずまだ)町にて独立し、赤天神などの制作活動を行い、「新吉田土人形」という誉名で大成致しました。
桃の節句は女子の雛様を飾りますが、東三河地方のかつての風習で、男児が天神様(菅原道実公)にあやかって文筆に秀でるよう切望し、この赤天神を雛壇の一偶に必ず飾り、天神様の御神徳のもと、子供の学業上達、無病息災を願いました。やがて進学や資格、就職試験の際、赤天神を机上に安置すれば入学疑いなしと云われていました。
(説明・写真引用:「赤天神が行く」サイトより https://akatenjin.com/

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